金型業界のいまを届けるニュースサイト「金型しんぶんONLINE」

AUGUST

06

新聞購読のお申込み

この人に聞く2015
型技術協会 会長 田岡 秀樹氏

出会い生み出せる場に

来年30周年、記念事業
 全社参加の展示会

★022_R

 金型技術者、経営者らが集まる型技術協会は来年30周年を迎える。来年9月には、大田区産業プラザPiOで記念イベントを開く予定だ。「全会員参加で出会いの場を創る」という田岡秀樹会長に、協会の取り組みや30周年企画、今後の展開などについて聞いた。

歴代の会長が金型への思い話す講演も

―あらためて型技術協会について教えて下さい。
 「30年前に東大の中川威雄教授らが学会でも経営者だけの集まりではなく、型技術を核としたユニークな会を作りたいと立ち上げたのが始まり。だから会員は自動車や電機、部品メーカーの金型技術者、金型メーカー、大学教授などで、この多様さが特徴ですね」。

―どんな活動をしていますか。
 「丸2日掛けて金型を語り合う型技術者会議と、研究発表会や金型工場を見学する型技術ワークショップが大きなイベントです。その他にも年12回程度セミナーや交流会を開いています」。

―来年9月に30周年イベントを開くそうですね。
 「どんな会でもそうかもしれませんが、残念ながら当会も熱心な会員だけが参加する企画が多かった。これだけ多様性があるのだから、参加者が増えれば増えるほど意味もある。だから30周年のイベントは全員参加できる企画にします」。

―具体的には。
 「ミニ展示会を開く予定です。約900社・個人の会員がいますが、全員に1小間を設けて自社や自らをPRしてもらいます。どんなことでも構いません。困っている加工や課題など出してもいいし、強みをPRしてもいい。新たな出会いや交流を創出させる場にしたい。金型に詳しい900人と会話できる機会なんてないはずです」。
「ほかにも歴代会長に金型への想いを話してもらうなど、様々なイベントを計画しています」。

―今後どんな会にしていきたいですか。
 「今はネットを含め多様な手段があるので、情報を得るだけの会ならばあまり意味はない。でも人が出会って議論して、生まれる価値はあると思う。そうした出会いや価値を生み出せる場にしていきたいですね。また、金型が大好きな人が誰でも気軽に参加しやすいようにもっと開かれた会にしていきたいですね」。

金型新聞 平成27年(2015年)10月20日号

関連記事

【金型応援隊】KGM経営戦略製作所 勤怠管理・生産管理ツールの導入支援

金型企業にBPOサービス提供 KGM経営戦略製作所は、金型企業向けにBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービスを提供する。 代表の古賀寿彦氏は機械商社から中小企業診断士に転身し、独立した。製造現場に精通する強みを…

「ガスの知見を武器に金属AMをトータルでサポート」大陽日酸・中田竜課長[この人に聞く]

産業用ガスメーカーの大陽日酸はガスの高い知見を武器に金属AMによる金型づくりを提案している。海外製の金属AM装置販売のほか、粉末の管理、シールドガスによる水分や酸素濃度の管理、造形ノウハウまでトータルでサポートするのが特…

情報収集や課題解決の場に 砥粒加工学会 会長インタビュー

今年3月、研削や研磨など砥粒加工技術の振興、発展を目的とした活動を行う砥粒加工学会の会長に就任した清水大介氏(牧野フライス精機社長)。金型メーカーに対して、「生産現場に直結した技術の発信を行う砥粒加工学会を情報収集や、加…

キヤノンモールド 技能育伝推進課長 植武 春彦さん(56) 〜ひと〜

育成のプロ、名匠塾の塾長  社内の技術者に研削や切削など加工の基礎を教える「名匠塾」の塾長。塾生は10年間で全社員の3分の1に当たる168人。同社のものづくりを支える育成のプロだ。  入社時は「おシャカ製造機」と言われる…

【金型の底力】エフアンドエム 5軸機導入をコンサル

企業間連携でフィールド広げる 自動車骨格部品などのアルミ押出金型を手掛けるエフアンドエムは今年1月、5軸加工機の導入コンサルティングサービスを始めた。長年運用してきた経験やノウハウを活かし、金型や部品メーカーのニーズにマ…

トピックス

関連サイト